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機器とツール

KEYUCAフォーウェイサラダスピナーⅡを使いこなして料理をもっと楽においしくする方法

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サラダスピナーという名称にとらわれて、サラダの水切りだけに使っていませんか?

サラダスピナーは、料理の本質にも関わる機能であるにも関わらず、ずいぶんとネーミングで損してるキッチンツールです。

その本質的な機能は、遠心力による脱水

食材の切片のすき間や表層に付着する水滴を除去するためのキッチンツールなのですが、この用途が活かせる料理は、何もサラダだけとは限らないのです。

上手に使いこなし、今よりもワンランク・ツーランクとレベルアップを図りましょう。

サラダスピナーを上手に使えば、料理はもっとおいしくなる

おすすめするサラダスピナーは、KEYUCAのフォーウェイサラダスピナーⅡです。
ピンからキリまであるサラダスピナーの中では、5,000円弱とわりと高価。

耐久性や衛生面などをかんがみると、ボール部がステンレス製のサラダスピナーをお探しの方も少なくないはずです。

ところが、ステンレス製のサラダスピナーは意外に少なく、有力な候補はふたつに絞られます。

ひとつはKEYUCAのフォーウェイサラダスピナーⅡ。

そしてもうひとつはOXOオクソー社製のステンレスサラダスピナーです。

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両者の価格差も目に付きますが、最大の相違点はそのサイズです。

ボールサイズの比較

KEYUCA:縦19.7cm×横19.7cm×高さ9.8cm
OXO  :縦27.0cm×横27.0cm×高さ15.5cm

比べるまでもないという感じもしますが、OXO社製はさすがアメリカンサイズ。
1.8kg弱の重量級で、日本のキッチンでは収納に困ります。

そのため、よほどの大家族や消費量でなければ、必然的にKEYUCAフォーウェイサラダスピナーⅡが有力ということになります。

そうはいっても、けっして消極的な選択ではなくその性能は折り紙付きです。

  • ハンドル1周で3回転、スムーズな回転が生み出す力強い遠心力
  • 水切れのいい縦スリットの内かご
  • 耐久性の高いステンレス製ボール
  • 衛生的に分解洗浄が可能な回転パーツ
  • 回転部分のみの購入も可能なリペア性

日々台所に立つ者にとってキッチンツールは相棒同然あいぼうどうぜん
性能はもちろん、使い勝手も重視したいポイントです。

水っぽい料理はおいしくない

サラダに限らずほとんどの料理にあてはまるのが、水っぽいとおいしくないということ。

瑞々みずみずしいと水っぽいでは全く意味合いが異なりますよね。

調味料の割合もさることながら、かたさや食材の水分も大切なおいしさの要素だといえます。

しかし、多くの方が誤解している調理工程のひとつが、「肉や野菜をゆでると水っぽくなる」ということです。

じつは、加熱後も食材の水分構成比はそれほど変わっていません。

理論値による生のキャベツの水分構成比は92.9g/100g、ボイルした場合は93.9g/100gです。
(『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』より)

水っぽいと感じているのは切片の間や表面に付着した水分によるもので、重量そのものはむしろ減少しているのです。

下記の画像は真空パックした200gのキャベツを加熱し、サラダスピナーで脱水したものです。

厳密には水分以外のものも含まれますが、脱水後の重量は150gです。

つまり、生のキャベツから流出した水分は50g。
この余分な水分が味つけの濃淡に大きく影響してしまうのです。

野菜から出たうまみというありがたい側面もありますが、平たく言って大半は水そのものです。

しかし、それがために大量の調味料を追加するようでは本末転倒というものです。

サラダスピナーの4つの用途

主な用途は次の4つです。

用途1:サラダの水切り

基本的に水と油はたがいに混ざりあえません。

サラダを提供直前に別の容器で少量のドレッシングで和え(仏:メランジェ)てから盛りつける場合、しっかりと水切りしてあることが大前提です。

ドレッシングとは、言わば野菜を華やかにするたった一枚の着こなしのようなもの。
長く美しく着くずれないようにするコツは、油分がすべり落ちないように野菜の水分を飛ばすことです。

もちろん千切りキャベツのように、ある程度の水分が無いと食べにくい場合もあります。

添えやまくら・・・・サラダなど、用途に合わせて使いこなすと、料理のクオリティもいっそう引き立ちます。

用途2:炒めものの事前加熱

野菜炒めが”べちゃっと”どころか、煮もののようになっていませんか?

野菜炒めのコツは「強火で手早く」と教わったことがあると思います。

野菜内部を瑞々みずみずしく保ちつつ、なおかつ表層部は瞬間的に加熱されて生っぽくない。
つまり、炒めものとは「加熱はしろ、でも水分は出すな」という理不尽極まりない調理方法なのです。

この要求に答えるために欠かせないのが、多種の野菜を切りそろえる技術と、油通しやとろみつけなどの下処理・仕上げの加工です。

中華料理の業務用ガスレンジは通常の3倍の火力はあると言われ、さらには包み込むような対流熱の中を舞うように回転させるため、丸底の鍋が使われます。

しかも、できたて数秒以内に提供されなくてはクオリティを保てないほどテクスチャは短命です。

わずかひとり分の炒めものであっても、家庭用のコンロと専門性のない調理器具でそれを再現するのは無理があるのです。

3~4人分も一度に・前もって作ろうとすれば、食材の加熱不足や過加熱による水分流出が起こって当然なのです。

そこで、あらかじめ食材を適度に軟化させ、水冷したのちにサラダスピナーで脱水することで火力不足を補おうというねらいです。

かためにボイルした野菜の粗熱を取ってサラダスピナーにかけておき、炒め合わせから味つけまでのジェットコースターを一気におこなうスタイルです。

むやみにフライパンを振り回すのも、熱エネルギーから遠ざかっているだけで大した効果になっていません。

両手にターナーを持ち鉄板焼のヘラのように使うと、おどろくほどキレイに、しかも早く仕上がりますよ。

用途3:あえもの、酢のものの遠心力脱水

スピナーの遠心力による脱水は、あえものや酢のものでも活躍します。

塩抜きしてからの手絞りでの脱水という手順があります。

しかし、よく見てみると圧力のかかる表層部分の組織はぐちゃぐちゃになってしまう割に、内側の水分は内側にずっと留まるため、思うほど変わっていないというケースもよくあります。

絞れているのは、塩の作用で脱水した水分ではなく、組織を押しつぶして圧搾した、本当なら野菜が含有できていた水分かも知れないのです。

用途4:真空調理・低温調理下火入れ

シンクウキッチンの本懐です。

野菜を使用した真空調理・低温調理の下処理で使用しています。

参考レシピ:どこまでもノーマル。ところが全てがパーフェクトな肉じゃがの真空調理・低温調理

最小限の水分と調味料で味つけする真空調理では、不要なものを事前に取り除いておく必要があります。

不要なものとは、野菜そのものが持つ多すぎる水分であったり、強すぎるアクやえぐ味など。

これらを取り除く下処理の工程で下ゆでをおこないますが、その後の脱水も重要な処理のひとつなのです。

業販向けの真空調理・低温調理では、この処理にドラム缶サイズの遠心脱水機を使用します。

家庭向け真空調理・低温調理では、サラダスピナーがちょうどこれと同じはたらきをしてくれるとういうわけです。

まとめ:耐久性、性能で選ぶならKEYUCAがいちおし

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サラダスピナーを使いこなせば、料理はもっとラクに、たくさん、安定して作れるようになります。

本質は『サラダ』ではなく『スピナー』。
遠心力の使いこなし方なのです。

ただドレッシングをぶっかけるだけのサラダの水切りがしたいなら、ざるにふたをして振るだけで十分です。

なのに、どうして安くもないサラダスピナーが売れているのか・・・
料理研究家がこぞって手放さないのか・・・

長く使えるスピナーを探し求めるなら、性能はもちろん、収納性や分解洗浄できるかどうかといったメンテナンス面も重要です。

フォーウェイサラダスピナーⅡは、KEYUCAのロングセラー商品。
長く続けることができる相棒をお探しの方にはうってつけのサラダスピナーです。

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